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ホームページのセキュリティ対策をしたい

コラム
2022.10.28

ホームページのセキュリティ対策は何も大企業だけの話ではありません。情報漏洩による直接的な被害にとどまらず、セキュリティの脆弱社から、他社との重要な取引情報が漏洩し、自分が加害者側になることさえありえます。このような事態にならないためにも、適切なセキュリティ対策を行っていくことが大切です。

『顧客情報が流出してしまった…自社のホームページがサーバー攻撃の踏み台にされてしまった…』。こんな情報漏洩やサイバー攻撃の不安が尽きない世の中では、その対策の徹底が不可欠です。私たちが制作するホームページには、適切なセキュリティ対策も行っております。私たちは、セキュリティ対策のみの相談も承っておりますので、自社のホームページのセキュリティ対策が心配な方は、お気軽にご相談ください。

ホームページのセキュリティについて、こんなお悩みはありませんか?

・自社のホームページのセキュリティ対策が不安

・現在のホームページが、攻撃・改ざんされてしまった

・取引を行うホームページ制作会社がセキュリティに無知で心配

・セキュリティ対策を実施し、ホームページをリニューアルしたい

・ホームページのセキュリティを高めたい

・Wordpressのセキュリティ対策を行いたい

これらは、ホームページを運営する会社が抱える定番の悩みです。ホームページ制作会社は、セキュリティについて精通していない会社も多く、セキュリティ対策を全く行わないままホームページが公開されていることもあります。セキュリティ対策の重要性が叫ばれる昨今。大きな問題に発展しないよう、適切なセキュリティ対策を行うようにしましょう。

大企業だけではなく、中小企業もサーバー攻撃のターゲットになることがあります。

ここ最近、企業の情報漏洩のニュースを見ることが多くなりました。スマートフォンの普及により、インターネットで買い物や取引を行う人が急増したことにより、同時にサーバー攻撃やインターネットに関する犯罪も増えてきているのかもしれません。サーバー攻撃の対象は大企業だけではありません。中小企業もその対象になることもあります。近年は、セキュリティが強固な大企業にサーバー攻撃を仕掛けるため、大企業と取引のある中小企業の取引メールなどの情報を盗み出し、中小企業が踏み台にされるケースが増大しています。

『情報処理推進機構』の2021年の調査によると、2010年から2020年までの10年間で日本に向けたサーバー攻撃の数は45倍に増加したそうです。2018年から2020年までの2年間でも2.3倍に増加しています。このように顧客情報などの情報漏洩のリスクが高まる昨今。『ホームページのセキュリティ対策』の重要性は増していると言えるでしょう。

ホームページが受けやすい攻撃

ホームページが受けやすい攻撃はいろいろなものがありますが、特に受けやすいのが以下の3つの攻撃です。

・脆弱な部分を狙った攻撃

脆弱な部分を狙った攻撃は最も被害を受けやすい攻撃のひとつです。ホームページを構成するファイルやサーバーの脆弱なところを狙い攻撃し、ファイルの書き換えや改ざんを行い、機密情報や個人情報が流出してしまします。

・不正ログイン・アクセス

パスワードを盗み出し、サーバーや各種管理画面に不正ログインをします。ホームページの改ざんや情報漏洩につながってしまします。

・DoSやDDosなどの高負荷攻撃

ターゲットのホームページに短時間に何万回のアクセスをすることで、サーバーをダウンさせる攻撃手法を高負荷攻撃と言います。DosやDdosなどが代表的なものとして挙げられます。

セキュリティ対策が必要な3つの場所

ホームページに対するセキュリティを施すべき場所として以下の3つがあります。

1. ホームページ

ホームページは最も第三者の目に触れやすい部分です。個人情報などの機密情報を公開しない、通信の暗号化などのホームページのセキュリティ対策は基本中の基本とも言える部分になります。

2. Webサーバー

Webサーバーは、顧客情報、お問い合わせ情報などホームページのあらゆる情報が格納された重要な部分です。ゆえにターゲットになりやすい部位でもあります。情報漏洩の被害に合わないためにも、十分なセキュリティ対策が必要です。

3. ネットワーク

ネットワークはWebサーバーにアクセスするためのルートとしての役割を果たしています。そのため、ルートそのものに適切な対策を行えば、大半の攻撃は遮断することができます。非常に強力なセキュリティ対策として、Webサーバーが設置されているネットワークからの外部通信を遮断する方法があります。

セキュリティ対策はリスクや予算のバランスを見て実施

中小・中堅企業の場合は、費用の問題でセキュリティ対策ができないと考えがちです。しかし、情報漏洩のリスクが高まる昨今、ホームページへの予算やリスクなどのバランスを見ながら、対策を行うか検討すべきでしょう。ホームページ制作の現場にいると、まれに「セキュリティが…」という理由で、新たな施策を全く試みようとしない方がいます。セキュリティも重要なことには間違いありませんが、「セキュリティ」を問題として、自分の会社に大きなインパクトのある施策を行わないのは、非常にもったいないことです。

 

たとえば、ホームページの運用・改善を行う際、外部ベンダーに対し、一切サーバーにアクセスすることを許可しない方がいます。この場合、従来より作業工程が膨大になり、施策実施のスピード感が失われてしまうことにつながりかねません。情報化が進む昨今、多くの企業にとって、ホームページは営業や採用に欠かせないものとなっています。その一方で『セキュリティ対策』も必要になってきます。中小・中堅企業のみなさまは、ホームページの役割と効果、予算やリスクとのバランスを考えながら、自社にとって適切な『セキュリティ対策』は何か検討すべきといえるでしょう。

実施すべきセキュリティ対策

・常時SSL対応

SSL対応とは、他人に情報を盗まれないよう通信を暗号化する重要なホームページのセキュリティ対策です。ホームページを運営する際は、必ずSSL対応しましょう。

・Wodpressプラグインの継続的なアップデート

自社サイトにWordpressを使っている場合は、セキュリティ能力を強化するため、Wordpress本体とプラグインは継続的にアップデートを行いましょう。キックスでも、Wordpressの保守サービスをご用意しております。⇒キックスのWP保守サービス

・Wordpressのセキュリティを強化する

画像認証やログイン画面の変更や、パスワードの入力回数の制限など、セキュリティ対策を強化するようにしましょう。

・サーバーのIPアドレスによる接続制限

自社のサーバーは特定の管理者のみがアクセスできれば十分でしょう。自社サーバーへのアクセスは特定のIPアドレスからのみ許容するようにしましょう。

・サーバーの定期的なアップデート

外部の攻撃に対するセキュリティを強化するために、PHPやMySQLなどのプログラム言語は常に最新の状態にアップデートを行いましょう。

・WAFの実装

WAFとはWebアプリケーションの脆弱な部分に対する攻撃に対するセキュリティ対策です。ネットショップやインターネットバンキングなど、顧客情報やクレジット情報に関するやり取りが発生するサービスに実装されます。

 

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キックスの『ホームページのセキュリティ対策』の支援内容

キックスでは、ホームページの制作・運用改善以外にも、『ホームページのセキュリティ対策』も行っています。「自社のホームページのセキュリティ対策が不安、顧客情報の管理を強化したい…」。そんな不安を感じたら、ぜひ一度キックスにご相談ください。

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